2007年05月の記事一覧


■市民活動が「時間も知恵も金もかかるワケ」

2007-05-31

つづきだよ。2007/2/8・9 静岡県NPO推進室が主催する「協働研修」に参加した。講師は加藤哲夫氏(せんだい・宮城NPOセンター)。

よく耳にする言葉。「仕事でないのに、そこまでできないよ」「お金がかかって大変」。これを明確に応えられる説明。

〜 スッキリする加藤さんの回答 〜

■市民的公共性とはなにか?
NPO(市民公益活動団体)が「市民的公共性の器」であるために何が必要か。
その活動と組織には、役所、企業とどこが違うのか。

★市民活動
 1.一人の切実な思い悩みから始まる。
  (当事者の私、発の公共)
    ↓
 2.どうしたらいいか対等な関係の議論をする
  (円卓テーブル会議の文化)
    ↓
 3.必要な資源は持ち帰って補う
  (持ち寄りの文化)

 ※この3つが原動力。
    ↓
 が、助成金などがあると 1. や 2. が不要になる。
 
 3.資源の持ち寄りが 1. 2. を支える。 
  
 ボランティアは、誰かの手伝いをするという意味でなく、自発的な資源の持ち寄り文化ということ。
 公共性を自覚した市民である。

フィルム微助人会員や他NPO法人、ボランティアに参加する人は、「公共性を自覚した市民」ということだ。説明するときにやっかいなのが、活動する動機が「貢献する愉しみ」よりも「自助の愉しみ」のウエイトが高い人。本人も気付いてない場合。活動のなかで、どう貢献できているか。でなく、自分のしたいこと、自己満足の世界で議論する人が実は多かったりする。会を立ち上げたけど実働無しの団体が多いわけには、NPO法人の役員やっていてカッコイイ。名誉職の人も多いからだと思う。

話それるが、静岡県はNPO法人の認証をする際は、活動実績を問う必要があると思うよ。認証した責務として設立後のサポートスキルもないのに、なんでもかんでも認証させるのは、「静岡県はNPO法人がいっぱいあってカッコイイ」というレベルでいるのしか思えん。っていうか、担当者が「なんでボランティアやっているんですか?」って聞くあたり、指導どころじゃないやね、悲しゅうござる。

■市民活動は「貢献する愉しみ」だそうで

2007-05-30

2007/2/8・9 静岡県NPO推進室が主催する「協働研修」に参加した。講師は加藤哲夫氏(せんだい・宮城NPOセンター)。

モヤモヤした思いがスッキリした研修だったが、まだ自分の言葉、モノになっていない。NPO法人とか、市民活動って特別なことだと言う人に、「そうでないよ」と説明できる明快な答えがあった。

〜 スッキリする加藤さんの回答 〜

■ボランティア、NPO、大きな誤解
・人はなぜボランティアするのか
  → そこに困っている人がいるから
・なぜ、市民活動がおきるのか
  → 当事者性と共感性
  → 問題解決には、市民活動を起こす必要がある

■公共政策の担い手としての市民(公益)活動の本質
  → 「一人の困った」を「みんなの困った」にするしくみがNPO
  → 市民による自発的な問題解決行動の組織化
       =市民活動団体

■市民活動がもたらすもの
  「受身の愉しみ」=消費する行為、人を無力にする
          ↓
  「自助の愉しみ」=趣味を作れる、自分で楽しみを作れること
          ↓
  「貢献する愉しみ」=人に分け与えることができる
        ※市民活動は「貢献する愉しみ」

聞きなれないかも?(金子の特別!注釈)
★「受身の愉しみ」とは
洋服を着飾る、プレステで遊ぶ。物を買って楽しむ行為。

★「自助の愉しみ」とは
趣味を持っているっていうことは、そこで自分の創意工夫が加わっている。

★「貢献する愉しみ」とは
「人に分け与えることができる」その名のとおり。

現役を引退した人から、「世の中に恩返ししたい」という言葉を聞く。同世代は「子育てや仕事で精一杯」という。静岡県で活動する人は、ほとんどがわたしより年上だ。それもこうやって知ると納得がいく。

■仲間から「理解されない」。職場で「力が発揮できない」を考える

2007-05-30

先日、新しく入会してくださったサポーター会員さんとお会いした。「是非!お会いしたい」と要請を受けて。(こういう出会いがあるのは、活動をやっている冥利ですな)彼は元気イッパイ燃えていた。新しい職場で受けた刺激により、郷土について考えたそうな。「じゃーその思ったことを沼津に帰ってきたら、是非実践してちょーだいな」とリクエストすると。「いやー、戻ったら染まっちゃいそうです。持続できないと思う」とな。

いやーこんな話どこかでも聞きますね。

彼に「なんでこの活動をはじめようと思ったんですか」と聞かれる。基本、個人としてでなく会としての回答を述べる。が、こういう活動を続けていくってことはそりゃ容易なことではない。どんな活動も、共通する原動力は「世の中を変えたい」だと思う。

十代に刺激を受けて、目覚めちゃったことがあります。聞きかじったことをタネに家族をはじめいろんな仲間に「どう思う?」「私はこう考える」と話をしていくと、心地よい居場所とそうでない仲間が明確になりました。おじいちゃんに「戦争」について素朴なギモンをぶつけたときは、その後口を聞いてもらえず。(涙)でも目覚めちゃったんで、その後分かる仲間を探すことをし続けて、フィルム微助人の活動に至った部分もある。(根底には、アンテナは世界に向いているんだが、今の私にできることは、まずは目先のことからと郷土に目を向けた。そこから世界に立っているんだ。手法として選んだのがフィルムコミッション。しかもエキストラを選んだのは、相手が「人」だから。世の中変えられるのは住民だと。自治体主導(他人頼み)ではあり得ないと。映像支援をきっかけに町に興味をもち、興味から問題意識が生まれ、そのなかから行動に繋がる人が出てくると。)また話それた。

要は、気付くきっかけがあり、忙しい毎日に没頭しつつも、その気付きをどれだけ思い続けるか。解決しないと気持ちが悪いと思う性分なのか。だと思うわけです。次に、「口より行動」でして、「問題だー問題だー」と飲み屋で愚痴ることは誰でもできますゆえ、行動に表わせるか。で継続し、結果をだせるかで。思い続けることは難しいでしょう。仲間を作りたいと思うかどうか。

YORIKOさんと出かけた静岡県「協働フォーラム」で一人輝いていた職員がいた。懇親会で尋ねると浜松からの交換職員であった。話しぶりから吸収しようという意気込みが伝わる。年に10数人の交換職員に話を聞く機会があるんですが、どうも静岡市より西部方面の市町職員は魅力に感じるんです。「他人の畑はよく見える」だけなんだろうか。やる気が感じられるということはそういう土壌で仕事している人なんではないか、と。問題意識をもって仕事ができる。ガンバったことを認められる。評価される職場。

実のところ、簡単だよね。何で結果が得られないかって。会議おざなり、事務局だけが仕事している。運営している仲間見れば一目瞭然かな。企業経営も、NPO運営も、自治体の施策実現も全て同じじゃないか?

「もう一年出向先にいさせてください」っていうときは、元いた職場より新しい職場の方が魅力的ってことで、元の職場のトップは改善しなきゃ!と足元見直した方がよさそうですぜい。

■沼津シネマサンシャイン掲示物の作成

2007-05-29

 新しいスタッフが入ることの楽しみの一つは、「能力、魅力を垣間見るとき」だ。本業でパンフレット等の紙媒体を制作しているスタッフM月は、昨年入会した。今年、サポートマガジン「ロケシンブン!」のレイアウトを担当し、今回は「沼津シネマサンシャイン」さんに掲示する、ロケ支援作品のロケレポート、B0版サイズのカラーもののレイアウトを担当している。ロケ支援終了から一ヶ月強。ようやく掲載する文章が出揃い、スタッフM月から第一弾のレイアウトたたき台が到着。

 「すばらしい」

 これ以前、「日本沈没」「地下鉄に乗って」「幸福な食卓」を制作、掲示していた。編集制作は一手に私がやっていた。ここでバトンタッチ。この出来栄えの違いに、おいらは鼻たかだかだ。あー、お見せしたい。来月になったらこのブログでもご披露できるかなー。お楽しみに。

 ある団体で、日頃は友人として、おしゃべりしているが、いざイベント運営となると「ユニック」等の特殊機械の操作、「司会」等で発揮される機転の利いた会話、人脈、エクセル使い、ファイリング能力、「チラシ作り」等のキャッチコピーやデザインセンス等、本業ならではの驚く腕前を見せられる。「いやーこの人、ただの飲んだくれじゃなかったわい」と感動、そして惚れる。

 生業でなくとも、人にはそれぞれ長けた能力がある。マニアックな情報を持っている。ネット検索や情報収集が正確で早い。知らない土地へも一人で行ける。人見知りしない。嫌味なく他人を褒められる。その人ならではの持ち味、隠された能力が大いに役立てられるのがフィルム微助人でありたいと思っている。(たぶん、5割は達成できてると思うんだけど) 「ど、ど、どうしてそんなことできちゃうの?」と質問攻めさ。

■コーストFM 「思い出音楽館」

2007-05-28

久々にコーストFMのスタジオへ収録に行く。

番組名「思い出音楽館」一ヵ月後の放送だ。
放送日:6/27(水)11:30〜 30分
再放送:7/1(日) 8:00〜 30分
パーソナリティー:相川絵里子

思い出の曲とともに、幼少時代から現在、そして夢を話す番組だそうな。あれやこれやと選曲に燃えていたが、かけたかった曲の音源は手に入らず。3曲とも第5希望以降の曲となった。1曲は友人から借り、他2曲はパーソナリティーの相川さんが自身の友人から借りてきてくれ、何とか形になる。
・戸川純「レイダーマン」
・ラフィンノーズ「GET THE GLORY」
・スターリン「ロマンチスト」

※かけたかったアーティスト:川崎真弘、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HERなどなど。

相川さんは、コーストFM立ち上げメンバーで、2000年伊豆新世紀創造祭で、原田監督の映画上映会打ち上げに高橋恵子さんと一緒に取材に来てくださった方でした。「おー!なつかしや」

ラフィン・ノーズ,DBX
ラフィン・ノーズ,DBX
ラフィン・ノーズ, DBX

虫(紙)
虫(紙)
ザ・スターリン

玉姫様(紙ジャケット仕様)
玉姫様(紙ジャケット仕様)
戸川純