■市民活動が「時間も知恵も金もかかるワケ」

つづきだよ。2007/2/8・9 静岡県NPO推進室が主催する「協働研修」に参加した。講師は加藤哲夫氏(せんだい・宮城NPOセンター)。

よく耳にする言葉。「仕事でないのに、そこまでできないよ」「お金がかかって大変」。これを明確に応えられる説明。

〜 スッキリする加藤さんの回答 〜

■市民的公共性とはなにか?
NPO(市民公益活動団体)が「市民的公共性の器」であるために何が必要か。
その活動と組織には、役所、企業とどこが違うのか。

★市民活動
 1.一人の切実な思い悩みから始まる。
  (当事者の私、発の公共)
    ↓
 2.どうしたらいいか対等な関係の議論をする
  (円卓テーブル会議の文化)
    ↓
 3.必要な資源は持ち帰って補う
  (持ち寄りの文化)

 ※この3つが原動力。
    ↓
 が、助成金などがあると 1. や 2. が不要になる。
 
 3.資源の持ち寄りが 1. 2. を支える。 
  
 ボランティアは、誰かの手伝いをするという意味でなく、自発的な資源の持ち寄り文化ということ。
 公共性を自覚した市民である。

フィルム微助人会員や他NPO法人、ボランティアに参加する人は、「公共性を自覚した市民」ということだ。説明するときにやっかいなのが、活動する動機が「貢献する愉しみ」よりも「自助の愉しみ」のウエイトが高い人。本人も気付いてない場合。活動のなかで、どう貢献できているか。でなく、自分のしたいこと、自己満足の世界で議論する人が実は多かったりする。会を立ち上げたけど実働無しの団体が多いわけには、NPO法人の役員やっていてカッコイイ。名誉職の人も多いからだと思う。

話それるが、静岡県はNPO法人の認証をする際は、活動実績を問う必要があると思うよ。認証した責務として設立後のサポートスキルもないのに、なんでもかんでも認証させるのは、「静岡県はNPO法人がいっぱいあってカッコイイ」というレベルでいるのしか思えん。っていうか、担当者が「なんでボランティアやっているんですか?」って聞くあたり、指導どころじゃないやね、悲しゅうござる。

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