■地域文化活動賞と田村孝子さん、佐藤典子さん
2/3静岡県文化財団の「地域文化活動奨励賞」の授賞式&発表会でグランシップに出かけた。
■静岡県現代舞踊協会 佐藤典子さん
発表資料作りで徹夜。弁当を食べた後はおねむモードであったが、表彰式代表挨拶でグランプリに相当する「地域文化活動賞」を受賞した静岡県現代舞踊協会代表の佐藤典子さんの挨拶に目が覚めた!
「ともすると、文化活動は、お金や時間のある人が行うもの、趣味の延長と捉えられがち…。文化は心を豊かに生きる上で必要不可欠なもの…と考えている」と、長年の活動功績があるからこそ、その言葉に重みを感じ、共感した。
現代舞踊、私には縁遠い世界です。発表では、「わかふじ国体」オープニング、ロダン美術館などでの活動を拝見した。関係者へお願いをして二年間かかってようやく実現したというプロセスと佐藤さん物腰に惹かれた。
■グランシップ館長 田村孝子さん
しずおか国民文化祭の委員も務められる田村さんとお話がしたいとお声をかけさせていただいた。
「自ら足を運んでくださる方ばかりでなく、子ども、高齢者、障害者など、なかなか芸術にアクセスできない方たちにも質の高い芸術を安く提供するのが、公立文化施設の役割。」(リビング静岡「いまを拓くトップに聞く」から)とおっしゃる田村さんの話を伺って、大きくうなずく。「質の高い芸術」「公立文化施設の役割」、どちらも文化にうとい私は別世界のことだと思っていたが、田村さんの言葉はそんな私にもわかりやすい普通の感覚と言葉で、それを理解させてくれる。
■静岡県舞台芸術センター(SPAC)の元芸術総監督 鈴木忠志さんがナゼにすごいか
「質の高い芸術とはなんぞや」田村さんのお話から私が理解したこと。「鈴木さん(清水市出身)は、ケンブリッジ大学が刊行している20世紀を主導した演出家・劇作家21人のシリーズで、アジアの演劇人としてただ一人選ばれた人」んだよ、と教えてくれた。「個人の好き嫌いを軸にして(判断?しちゃいけない)」うまく言葉に言い表せない、まだ自分の言葉になっていないが、メモ。
■公立文化施設の役割
東京に舞台を見に行ける人は行けばいいし、見に行ける。が我々がこの活動をはじめようとしたきっかけの一つにもあるように、良い物を見たい、触れたいと思っても行けない子供に、この静岡県で本物に触れる機会を創りたいとと思ったように、公立文化施設の役割があるのだと理解した。一方で地域ニーズはともすると??になってしまう。建物を何に使いたいか?カラオケ大会をしたいといった地域ニーズに応えるのか。それは公的、公立施設としてどう判断するのか、ココが問われるのだと思った。「それが地域ニーズです」と言われたら。我々も目指すものと、地域のニーズは異なり、そのギャップに戸惑う。公立文化施設の役割があるように、NPO法人としての役割はどこにあるのか見定めること、理解して判断することが必要なんだと教わった。
たかだか立ち話30分で、多くのことを学んだ。なかなかこんな刺激的な会話を日常的に味わえる機会はない。佐藤さんにも今度ゆっくり背景をうかがってみたいが、田村さんはNHK芸術文化担当解説委員時からグランシップを応援していたこと、現在も静岡に住まず東京にお住まいであることなどから、こんな方がグランシップを指揮しているかと思うと、静岡すげーじゃん。それを任命した知事すげーじゃん。と思う。
「しずおか国民文化祭」これに関わらせていただいたおかげで、この三年間、日ごろ触れたことのない発想の方に出会える。来年開催時には、同じように互いに刺激しあえる場を創出したいと踏ん張る気持ちに拍車をかけた充実した一日であった。
■芸術に携わる者の社会的役割
田村さんの言葉。「芸術は、人の心を豊かにするために不可欠なもの。しかし、その大切さがあまり理解されていない。芸術に携わる者は社会に対し、『なぜ芸術が必要なのか』を説く必要があります」
佐藤さんも挨拶で同じ事を言っていたなと、リビング静岡の記事を読む。
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■スタッフ餅(←ニックネーム)の言葉
今日はスタッフ4人で出かけた。私以外は2006年からスタッフになった30代女性3人だ。往復車中のおしゃべりが楽しい。現在OLのスタッフ餅。彼女曰く「活動には、OL生活では味わえない、体験できない楽しさがある」←これは直接的には他の団体に入会した感想なんだけど、スタッフ餅のように30代の若い女性が、週末の一日をNPO(地域)の活動で使う。には、そこに魅力がなくてはならん。きっとフィルム微助人にもその魅力はあるんだと勝手に解釈しつつ、継続して魅力をもちつつ、あわせて目的を見失わないトップでありたいと思った。
微助人でこんなことしたいね。自分はこんなことならできる。こんな能力は足りない。お互いに補っていこう。という話ができたことも、今日の発表会という場の刺激があったからだと思う。パソコン前での活動、会議のみだけでは出てこない発想、会話だったとこの機会にまたもや感謝です。